家庭教師会・門

善門入門登竜門

当会代表と副代表が目指す《家庭教師の理想型》があります。


それは具体的にはプロ家庭教師として私共が自らに課す三つの力の具現化です。さて、三つの力とは・・・

一つ目。 ~ ”眼力” ~

家庭教師は生徒の至近距離にいて、学習や学力の進捗状況をつぶさに観察できる恵まれた立場にあります。
当会代表・副代表共に、塾・予備校での指導経験から一斉授業との違いは百も承知しているので、 この好適、最適な指導環境を与えられることに常に感謝の念を持って業務に励んでおります。

そこで、教師の二つの目が実際に何をどう見ているかというと、 それは生徒本人のやる気や意欲の問題は勿論のこと、 殆どの場合実質的な受験プロデューサーであるお母さん方が本気で勝負に出ているかどうかをまず見たいということです。
本気であれば本音で話し合いができます。
見栄もプライドも脱ぎ捨てて、志望校に受かるための現実的で有効な手段を一緒にどう考え、実行していくか、 或いは色々な局面で選択を迫られた時に当方に下駄を預けるくらいの覚悟があるのかどうか、 本音の話し合いは続きます。
中学受験の影の主役は実はあなたです、お母さん。

さて、表看板、舞台の主役である生徒本人の見極めです。
現有学力の「由って来る所以(よってきたるゆえん)」、つまり原因、理由なくして 今の状態はありえないので、これを可及的速やかに探り出して マイナス要因をつぶしていくのは無論のことです。
ただ、マイナス材料が次々に見つかる場合、いちいち驚いて悲観しても始まらないし、 あれもこれもと改善を急いでも収拾がつかない。
しかし、何か学習をさせられた結果がこうであるならば、 その学習は無理或いは無駄であった可能性が高いのだから、 そのやり方を度外視して別の学習法に切り替えて改善・修正に向かった方が利口だし、 少なくとも今より後退はしない。
そうであれば、何から手を付けるかという優先順位を誤らず、残り時間から逆算して 今何ができるかということを即断即決しなければならない。
これが見極めということです。

”眼力”のそれこそ眼目は、受験舞台の裏表それぞれの主役であるお母さんとお子さんとに向ける ”まなざし”の強さ、力にあると思います。
私どもの”まなざし”を快く受け入れて下されば幸いです。
二つ目。 ~ ”学力” ~

家庭教師の「学力」の定義を一口に言うのは難しいですが、 教師の専門分野の学問的素養という側面は当然含まれているものの、 むしろ「受験指導学」と言ってもよい、或いはそう言うべき系統の学習指導力を指すものと、 ここでは定義させて頂きます。
この「受験指導学力」は、長年の受験指導実績と共に 教材、過去問研究なくして身に付くことは絶対にありえません。

よく誤解されることですが、中学受験経験のある「一流大学」生アルバイト家庭教師の、 中学受験後6年以上経過した「忘れた受験学力」を「受験指導学力」とご家庭が錯覚し、 派遣業者が錯覚させるという事実です。
たとえ「思い出した受験学力」でも「受験指導学力」とは似て非なるものであることを、 どうかご理解頂きたいと思います。
「受験指導学力」は一朝一夕には成りません。

職業家庭教師として毎年関わる生徒の受験校全ての過去問指導を通してのみ得られる 分析結果と推定合格ライン、これらを最大の武器に、ぎりぎりまで合格可能な解答力の 練磨育成に専心する。
公表される作為的な数字を鵜呑みにせず、ひたすら合格最低ラインの見極めに努め、 果敢に挑むよう生徒の後押しをすること、これが合格への確かな一歩となるのです。

当会代表・副代表が自らに課す「学力」とは、プロ家庭教師として追求する「受験指導学」の 日々の実践の証であり目標であるといえます。
プロの面目にかけても自己検定は厳しくありたいと思っております。
三つ目。 ~ ”総力” ~

言うまでもなく、「総力」をあげて受験指導に取り組むことが合格への必須条件です。
でも、この「総力」という言葉は一般に士気を鼓舞する際に使われることが多く、 どこか漠然とした印象が拭えません。
「一所懸命」も同じようにとらえどころがなく、言葉本来の意味から離れて 「頑張ってやっています」くらいの軽い自己弁護的なニュアンスが感じられます。
しかし、この第3の自己検定である「総力」の意味は違います。
今まで述べてきた第1の「眼力」、第2の「学力」を総合してご家庭に伝えるための 「伝達力」、或いは受験指導責任者としての全人的な「説明能力」と言い換えてもよいと思います。

家庭教師は「説明能力」と「説明責任」がすべてであると言っても過言ではありません。
ご家庭での話し合いも説明ですし、受験指導も説明です。

説明に始まり説明に終わる。

この「説明力」が最終的に合否を左右します。
「説明力」を磨くことが家庭教師の「総力」を決定するのであれば、 私共は常に「説明責任」から逃げてはならないのです。
当会が「総力をあげる」と言う時、この意味は最後まで「説明力」を駆使し、 「説明責任」を果たして結果を出すということです。

また、プロ家庭教師を選定するにあたり、ご家庭が当会をお選びになるか否かは、 お問い合わせや家庭訪問の際の、当会代表或いは副代表の説明如何にかかっています。
ですから、ご家庭でも大事な局面で自らの「眼力」を十分に発揮され、 当会の標榜する三つの力すなわち「眼力・学力・総力」が看板倒れでないことを、 ご遠慮なく十分確認して頂きたいと思います。


最後に、「家庭教師会・門」はお約束します。
代表髙橋、副代表井戸の文系・理系コンビは、家庭教師界最強のペアとなるべく、 《家庭教師の理想型》をどこまでも追求してまいります。

家庭教師会 ・ 門
代表 髙橋 光洋